WordPressインストール直後の最初にする設定

WordPressをインストールした直後に設定すべき項目を図解しています。

デフォルトの設定でWordPressを運用すると予期しないことが起こるかもしれません。最初に設定しておいた方がいい項目を、すぐにできる順番でまとめました。2012年1月現在のWordPressの最新バージョンは3.3.1です。

WordPressの管理画面での設定

まずは、管理画面だけで変更できる設定です。サイドバーに並んでいる順番で上から設定していきます。

  1. デフォルトの全リンクを削除しすっきりさせます。

    wp-admin-link-manager.png
  2. 外観 > テーマ

    好きなテーマに変更します。使いたいテーマがあらかじめ決まっていなければ、とりあえずデフォルトのままにします。

    wp-admin-themes-activated.png
  3. 外観 > ウィジェット

    使いたいウィジェットをドラッグアンドドロップで表示させる場所に移動させるだけです。

    wp-admin-widgets.png
  4. 外観 > ヘッダー

    サイトの一番上に表示される画像を設定します。自分の好きなものをアップロードして設定することもできます。

    wp-admin-themes-custom-header.png
  5. プラグイン > インストール済みプラグイン

    WP Multibyte Patch を有効にします。日本語表示の際に発生する不具合を解消するプラグインです。他に、インストールして有効にするプラグインは後述します。

    Hello Dolly を削除します。管理画面の右上にWordPressとは何の関係もない一行が英語で表示されるだけのプラグインです。下図では、Dolly'll never go away.の部分がその一行です。

    wp-admin-plugins-dolly-message.png

    wp-admin-plugins-delete-hello-dolly.png

  6. ユーザー > あなたのプロフィール

    ビジュアルリッチエディターを使用しない にチェックします。理由は、ビジュアルリッチエディターとhtmlエディターを切り替えると記述したhtmlが勝手に整形されてしまうため、ビジュアルリッチエディター自体を使わないからです。

    管理バーの表示サイトを表示する際のチェックを外します。WordPressにログインした状態で管理サイトを表示すると、デフォルトでは上部に管理バーが表示されますが、チェックを外すことによって管理バーが表示されないようになります。
     プロフィールを更新  を押します。

    wp-admin-profile.png
  7. 設定 > 一般

    キャッチフレーズを変更します。
    日付フォーマット時刻フォーマットの表示方法を選択します。
     変更を保存  を押します。

    wp-admin-options-general.png
  8. 設定 > 投稿設定

    更新情報サービスに次のものを追加します。検索エンジンで検索されやすくなります。
     変更を保存  を押します。

    • http://www.blogpeople.net/servlet/weblogUpdates
    • http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
    • http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
    • http://ping.blogoon.net/
    • http://ping.ask.jp/xmlrpc.m
    • http://www.bloglines.com/ping
    • http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
    • http://ping.fc2.com/
    • http://ping.gpost.info/xmlrpc
    • http://wpdocs.sourceforge.jp/Update_Services
  9. 設定 > 表示設定

    RSS/Atom フィードでの各投稿の表示抜粋のみを表示を選択します。全文を表示しない理由は、RSSフィードを元に悪質なプログラムによってコピーページが自動的に作成され、全文が丸々盗まれるのを防ぐためです。
     変更を保存 を押します。

    wp-admin-options-reading.png
  10. 設定 > ディスカッション

    自動でピンバックするか、他からのピンバックを許可するかなどをサイトに合わせて調整します。
     変更を保存 を押します。

    wp-admin-options-discussion.png
  11. 設定 > メディア

    画像アップロード時にサムネイルを自動生成しないように設定します。デフォルトの設定のままだと、使いもしない画像を生成することによりサーバーの容量を圧迫してしまいます。サムネイルのサイズ中サイズ大サイズのそれぞれの右にある2つずつのテキストボックスの合計6つに0を入れます。
     変更を保存 を押します。

    wp-admin-options-media.png
  12. 作成するサイトの種類や投稿する頻度によって一般的な設定から選択します。

    パーマリンク(投稿ごとのURL)にその投稿が属するカテゴリーを入れる場合は、カスタム構造を選択し、右のテキストボックスに /%category%/%postname% もしくは /%category%/%postname%/(最後にスラッシュあり)と入れます。(参考:URLの終りに「/」(スラッシュ)は必要?、不要?
     変更を保存 を押します。

    wp-admin-options-permalink.png

    ただし、パフォーマンス上の理由で %category% で始まるパーマリンクは非推奨となっています。(参考:パーマリンクの構成タグ)。また、記事のカテゴリーを変更するとパーマリンクも変更されてしまいます。

    カテゴリーがURLに含まれるメリットは、日付と投稿名数字ベースをURLにするよりもSEOで若干有利なことです。また、今後WordPressの使用をやめて静的なhtmlでサイトを作りなおすことがあっても、URLの変更なしでhtmlファイルをフォルダ(カテゴリー)ごとに管理できます。

    ちなみに当サイトでは、パーマリンクには /%postname% だけを設定しています。これも非推奨であり、また、カテゴリーがURLに含まれないという意味ではSEOで若干不利です。しかし、記事の更新でカテゴリーを変更したり、記事の増加に伴ってカテゴリーを細分化したとしても、パーマリンクが変わらないメリットがあります。また、postnameは記事ごとに自由に設定できるため、検索でひっかかりやすい文字列を入れられます。よって、カテゴリーがURLに含まれる場合と同程度のSEOはできます。

プラグインのインストール

プラグインのインストール方法2種類

  1. 管理画面のプラグイン > 新規追加からキーワードなどで検索することにより希望するプラグインを探せます。また、検索結果からすぐにインストールできます。

    wp-admin-plugin-install.png
  2. インストールするプラグインが既に決まっている場合は、ローカルの任意の場所にダウンロードしておきます。それらを解凍し、出てきたフォルダごとwp-contentフォルダ内のpluginsフォルダに入れます。これで管理画面のプラグイン > インストール済みプラグインから有効化できます。下図はFFFTPを使ってアップロードしたところです。

    ffftp.png
  3. プラグインによってはWordPress.com と連携が必要なのもありますので、あらかじめサインアップしておいた方が作業がスムースに進みます。

    ja-wordpress-com.png

WP No Category Base

カテゴリーのパーマリンクから“category”を取り除きます。インストール済みプラグインから有効化するだけです。有効化前後の例は次の通りです。

Contact Form 7

メールアドレスをサイトで公開していなくても、フォームからメッセージを受信したり自動返信したりできます。インストール済みプラグインから有効化し、設定でコンタクトフォーム用のコードを作成できます。そのコードをテキストウィジェットの本文内にペーストし、そのウィジェットを利用すればコンタクトフォームを設置できます。

Jetpack(アクセス解析WordPress.com Stats)

  1. ほぼリアルタイムのアクセス解析である WordPress.com Stats が含まれたパッケージです。インストール済みプラグインから有効化します。

  2. 有効化した後に表示されるリンクから WordPress.com に行き、WordPress.com のIDとJetpackを連携させすべての機能を有効化します。

    wp-admin-plugins-jetpack.png
  3. WordPress.com のユーザーネームとパスワードを入れ、 Authorize Jetpack を押します。

    authorize-jetpack.png
  4. ちなみに、WordPress.com Stats を単独でインストールしようとしても、途中で Jetpack をインストールするよう促されます。

    wp-admin-plugins-enter-api-key.png
  5. なお、WordPress.com Stats以外のJetpackの機能はとりあえずoffにしておいた方がいいでしょう。

プラグインを使わずにデフォルト設定を修正

プラグインを使った方が楽に設定を変更できるかもしれませんが、ここではプラグインを使わないで設定する方法を載せます。

pタグやbrタグを自動挿入させない

デフォルト設定では、記事を作成するとpタグが挿入されたり改行がbrタグに変換されたりします。これにより思わぬ場所で改行されたり、意図したレイアウトと異なってしまう時があります。

次のコードを現在のテーマのfunctions.phpに追記すると、この機能を無効にできます。

remove_filter('the_content', 'wpautop');

オートセーブを完全停止

記事作成中にブラウザをあやまって閉じてしまっても作成した記事を復元できるように、自動的に記事を保存する機能がデフォルトで有効になっています。しかし、記事だけが保存されるだけではなく、post_idも自動保存の度に増えていきます。データベースは有限であるため、この機能に魅力を感じない場合は次のコードを現在のテーマのfunctions.phpに追記して無効にします。

function disable_autosave() {
wp_deregister_script('autosave');
}
add_action('wp_print_scripts','disable_autosave');

リビジョン機能を無効化

  1. 記事を改訂しても、元の記事を自動で保存する機能がデフォルトで有効になっています。一文字だけ訂正したとしても、その度に全文がバックアップされるのでデータベースが肥大化しがちです。

  2. 過去の記事を見直すことがないようなら、次のコードをwp-config.phpに追記して無効にします。wp-config.php内のwp-settings.phpを読み込むコードよりも前に追記します。

    define('WP_POST_REVISIONS', false );
    
    追加前:
    wp-config-revisions-1.png
    追加後:
    wp-config-revisions-2.png
  3. wp-config.php ファイルの編集は、Windows標準のメモ帳ではなくUTF-8(BOMなし)で保存できるez-HTMLTeraPadなどでしてください。

    wp-config-sample-notepad.png

文法エラーになるrole属性を削除

  1. デフォルトの検索ウィジェットを利用していると、W3C Markup Validation Service の文法チェックで  Invalid  になります。

  2. 原因は、検索ウィジェットにrole属性が使われているためです。 Valid にするためには、wp-includesフォルダ内のgeneral-template.phpの160行目にあるrole属性を削除します。削除後のコードは次の通りです。

    $form = '<form method="get" id="searchform" action="' . home_url( '/' ) . '" >
    
  3. WordPressのバージョンアップに伴って general-template.php ファイルが更新されると、再度の設定が必要です。

他サイトの参考になるページへのリンクです。日付は各ページの公開日もしくは最終更新日です(2012年1月現在)。ありがとうございます。