WordPressでSEOに有利かつ短い究極のパーマリンク設定

WordPressでSEOに有利かつ短い究極のパーマリンク設定を考察します。

WordPressではパーマリンクを柔軟に設定できます。その反面、サイト運営開始後しばらくしてからパーマリンク設定を変更すると、それまでのパーマリンクも変わってしまい、リンク切れなどでユーザビリティを損ねるのみならず、SEOでも好ましくありません。後から変更しなくてよい理想的なパーマリンク設定を考察します。

パーマリンクとは(定義解説)

  1. パーマリンク(permalink)とは、一つのページに一つ設定されるURLで、ページの内容が更新されてもURLが変わらないものをいいます。語源は、permanent link (永続する連結)です。

  2. 一度設定したURLを変更しなければ、他サイトからのリンクが切れないので、ずっと続くリンク、英語でいうと、permanent link、言いやすく縮めると「パーマリンク」となるわけです。

  3. ちなみにこのページのパーマリンクは http://unmei.in/wordpress-permalink です。

パーマリンクの構造設定でできること

パーマリンクの構造設定でできることを述べます。無料ブログや静的なhtmlでサイトを構築する場合とは違い、柔軟に設定できます。

パーマリンク設定で使える構成タグ一覧

構成タグとは

管理画面のパーマリンク設定カスタム構造を選択する時に利用するのが構成タグです。この構成タグを組み合わせることにより、自由にパーマリンクを設定できます。

wp-admin-options-permalink-2.png

投稿日時に関するタグ

%year%
投稿した時の西暦が2012年なら、「2012」になります。
%monthnum%
投稿した時の月が12月なら、「12」になります。
%day%
投稿した時の日にちが7日なら、「7」になります。
%hour%
投稿した時の時刻が夜7時なら、「19」になります。
%minute%
投稿した時の分が25分なら、「25」になります。
%second%
投稿した時の秒が55秒なら、「55」になります。

投稿内容に関するタグ

%postname%
記事のタイトルが表示されます。英単語間のスペースは半角のハイフン(-)に変換されます。タイトルが「I love you!」だったら URL は「i-love-you」になります。日本語の部分はそのまま表示されます。記事のタイトル以外に変更できます。タイトルが「おまえを欲しい」だったら URL を「omae-wo-hoshii」や「i-want-you」などにできます。パフォーマンス上の理由で %postname% で始まるパーマリンクは非推奨です。
%category%
記事の属するカテゴリが表示されます。カテゴリが階層化(入れ子)されている場合は、上位のカテゴリから順番にスラッシュ(/)で区切って表示されます。記事の属するカテゴリを変更した場合、パーマリンクも連動して変わってしまうので注意が必要です。パフォーマンス上の理由で %category% で始まるパーマリンクは非推奨です。
%tag%
記事に付けられたタグが表示されます。パフォーマンス上の理由で %tag% で始まるパーマリンクは非推奨です。

その他のタグ

%post_id%
投稿した時に自動で付与されるその記事固有の番号です。ただし、WordPressをインストールしているサーバーを移転すると番号が変わる場合があり、そうなるとパーマリンクも変わってしまので注意が必要です
%author%
投稿したユーザー名です。adminでログインしている時に投稿すると「admin」になります。

日本語を設定できる

  1. %category%%postname% をパーマリンクで設定すると、カテゴリ名や記事タイトルがパーマリンクに含まれます。カテゴリ名や記事タイトルに日本語を含む場合でも、デフォルトで日本語のままパーマリンクになります。WordPress Codex 日本語版でも、日本語を含むパーマリンクを使っています(たとえばこんな感じです ☞ http://wpdocs.sourceforge.jp/パーマリンクの使い方)。

  2. ちなみに、WordPressでサイトが構築されている訳ではありませんが、パーマリンクに日本語を使っている有名所では、amazon.co.jpの各商品ページのURLやウィキペディアの各記事ページのURLが挙げられます。

とことん短くできる

  1. /%post_id% のみをパーマリンクに設定すれば、独自ドメイン部分以外は数字だけというシンプルなパーマリンクも可能です。当サイトで例示すると、http://unmei.in/4649 などが可能です。ドメイン次第でURL短縮サービスと同程度の短いパーマリンクも可能です。

  2. /%postname% のみをパーマリンクに設定すれば、記事の投稿時にスラッグを編集して意味のある短い単語にも設定できます。短いパーマリンクに設定したいけど数字表記のみを好まない場合はこちらの方がいいでしょう。

記事の内容を含められる

  1. パーマリンクを見ただけで、記事を読む前に内容を推測できるように設定できます。それによってユーザビリティ向上を図れます。

  2. 検索エンジンがパーマリンク内の文字も検索対象にしているので、SEOで有利です。

ポータブル化できる

  1. 独自ドメインでサイトをこれから運用する場合、パーマリンクを自由に設計できます。パーマリンクに「日付」や「カテゴリ」などの構成タグを含む必要はありません。

  2. URLを階層化しなくても、記事をきちんとカテゴリ分けできます。ちなみに、このページのカテゴリ名は「webサイト制作」で、そのURLは http://unmei.in/create です。それぞれの記事がその属するカテゴリをパーマリンクに含める必要はありません。これにより、パーマリンクの変更なしに、いつでも別のカテゴリに持ち運べます。

  3. カテゴリで階層化されたパーマリンクを電話会社と携帯電話番号の関係で例えてみます。従前は、「電話会社」というドメインの中に「ソフトバンク」というカテゴリがあり、その下に電話番号があったため、ソフトバンクからNTTドコモに契約会社を変更する場合、電話番号が必ず変わりました。それぞれの電話会社が電話番号を管理しているためです。

    「階層化されたパーマリンク」と「番号ポータビリティ前の携帯電話番号」
    パーマリンクhttp://unmei.in/create/wordpress/wordpress-permalink
    携帯電話番号電話会社全体ソフトバンク090-1234-****
  4. 現在は、電話会社が融通しあっているので、契約会社を変更しても同じ電話番号を継続利用できるようになりました。むしろ、電話番号を変更せずに契約会社を変更できるようになった、と言うべきでしょうか。

    「シンプルなパーマリンク」と「番号ポータビリティ後の携帯電話番号」
    パーマリンクhttp://unmei.in/(なし)wordpress-permalink
    携帯電話番号電話会社全体(なし)090-1234-****
  5. 携帯電話番号を変更せずに契約会社を変更できるように、パーマリンクを変更せずにカテゴリを変更できるように設定できます。言うなればパーマリンク・ポータビリティです。

  6. ちなみに、階層化したらしたでメリットはあります。

    • 「日付」が含まれているなら、いつ公開された記事であるかが一目瞭然です(例:http://unmei.in/2011/12/07/4649)。
    • 「カテゴリ」が含まれているなら、記事の内容をある程度推測しやすくなります(例:http://unmei.in/create/wordpress/4649)。

永続し、seoで有利で、記事内容がわかる短いパーマリンク

パーマリンクは/%postname% のみを設定し、余計なものは加えません。これが上記のパーマリンクの構造設定でできることから導き出した結論です。その理由を優先順位の高い順に並べました。

パーマリンク設定時の優先順位

  1. パーマリンクという言葉通り、何があってもURLを変更しないで運用できること。永続性があること。
  2. SEOで有利なこと。すなわち、URLが無味乾燥な文字列でなく、記事の内容を端的に表していること。
  3. URLが短いこと。
  4. 管理や設定が楽なこと。利便性がよいこと。

具体的には、いくらSEOで有利であってもパーマリンクが変更されやすいのは駄目、URLはとても短いが記事の内容がわからないのは駄目、URLをずっと変更せずに運用できてSEOでも強い上にURL自体が短いのならば設定が少し増えてもいいかな、という意味です。

パーマリンク設定を比較


select-permalink.png

パーマリンクの構成タグによる比較一覧
No.パーマリンクの例永続性SEO短さ利便性
1/?p=123×
2/2011/12/5/wordpress-parmalink
3/archives/123×
4/create/wordpress/wordpress-parmalink×
5/123×
6/wordpress-parmalink
  1. デフォルト /?p=123
    サーバー移転さえしなければパーマリンクが変わりません。SEOにはプラスになりません。非常に短いパーマリンクが自動生成されます。
  2. 日付と投稿名 /2011/12/5/wordpress-parmalink
    パーマリンクは強固です。SEOに有利な文字列を設定できます。日付があるためそれほど短くなりません。スラッグ編集で短くできます。記事の内容をよく更新するのなら、パーマリンクに公開時の日付を入れる必要はないでしょう。ニュースや日記など日付に意味があるサイト向けの設定です。
  3. 数字ベース /archives/123
    サーバー移転さえしなければパーマリンクが変わりません。SEOにはプラスになりません。短いパーマリンクが自動生成されます。
  4. カスタム構造 /%category%/%postname%
    記事のカテゴリ変更でパーマリンクが変わります。SEOに有利な文字列を設定できます。カテゴリが含まれるため長くなりがちです。スラッグ編集で短くできます。
  5. カスタム構造 /%post_id%
    サーバー移転さえしなければパーマリンクが変わりません。SEOにはプラスになりません。非常に短いパーマリンクが自動生成されます。
  6. カスタム構造 /%postname%
    パーマリンクは強固です。SEOに有利な文字列を設定できます。スラッグ編集で短くできます。

2chなどの掲示板でURLを貼られる場合を想定

  1. 2chなどの掲示板やそのまとめサイトでURLをはられる場合は、次のとおりURL自体がaタグで囲まれます。実際には、2chではaタグ内のリンク先URLにはime.nuが含まれたり、target属性がついていたりしますが、ここでは話を簡単にするためにそこらへんは割愛します。また、2chでURLを貼られること自体についても割愛します。

    <a href="http://unmei.in/">http://unmei.in/</a>
    
  2. SEOでは外部からの被リンクが非常に重要です。その際にどういった文言でリンクされるかも重要です。たとえば、「18歳未満」で検索すると、Yahoo! JAPANが一番上に表示されます。これはアダルトサイトなどの年齢認証時に、18歳未満のリンク先にYahoo! JAPANを指定していることが多いからです。その時のaタグは次のようになっています。

    <a href="http://www.yahoo.co.jp/">18歳未満</a>
    
  3. リンクされる際の文章が短ければ短いほど、その文章内の一つあたりの単語の重要度が増します。たとえば、USB電源供給のLEDライトの明るさ比較についての記事を書いた場合のURLを検討してみます。この記事が掲示板などに貼られた場合、次の3つの内なら1.がSEOで有利そうです。

    1. http://unmei.in/usb-led-light
    2. http://unmei.in/review/pc-parts/usb-led-light
    3. http://unmei.in/4649
  4. 以上を総括すると、次のとおりです。

    • URL自体がそのままaタグで囲まれてリンクされることがあります。
    • それならURL自体に意味のある文言を入れておいた方がSEOで有利です。
    • さらに、URL全体の長さを短くしSEOで狙う言葉の割合が相対的に多くなるようにするとなお有利です。

個別記事とカテゴリ、パーマリンクを変えずに双方向の変更が可能?

  1. このページのパーマリンクは http://unmei.in/wordpress-permalink で、当サイト内でパーマリンクに関して書かれた最初のページです。

  2. 将来、WordPressのパーマリンクに関する記事をたくさん書き、計20記事になったとします。

  3. wordpress-permalink というカテゴリを設定したくなった場合、従前からあるこの記事のパーマリンク(http://unmei.in/wordpress-permalink)を別のパーマリンク(http://unmei.in/wordpress-permalink-1 など)に変更し、http://unmei.in/wordpress-permalink をカテゴリページとして設定します。

  4. そうすると、WordPressのパーマリンクに関して過去の記事の一つを表示する時よりも、20記事ある一覧を表示する方が新しい情報を提供できるのではないでしょうか。これはWikipediaの曖昧さ回避ページの表示に通ずるものがあります。

  5. これはただの考察に過ぎず、実際に実行できるかは定かではありません。

他サイトの参考になるページへのリンクです。リンク前の日付は各ページの公開日もしくは最終更新日です(2011年12月現在)。ありがとうございます。

%postname%一択派

%category%も含める派

%year%%post_id%設定派

パーマリンク(URL)を考察